お盆提灯の種類
初めてお盆提灯を購入する時、たくさんある提灯の種類に迷ってしまうかと思います。
提灯には床に安置する提灯と吊るすタイプの下げ提灯があります。
安置型の提灯と下げ提灯、提灯を飾るスペース等の問題もありますからどちらを購入しても大丈夫です。
置き型の提灯には大内あんどん、回転灯、家紋入り大内あんどん、霊前灯、バブル灯 があります。
下げ提灯には岐阜提灯、御殿丸、住吉提灯などがあります。
お盆提灯の選び方について
お盆提灯には様々な種類がありますが、大体が素材によって価格帯が決められます。
提灯の価格を決めるポイントは大きく分けて2つあります。
脚や雲手、板手などの素材
現在ではプラスチックが使われているお手頃な提灯から始まり、民芸塗りなどの木製のもの、ケヤキ、杉、黒檀や紫檀、春慶塗りなど、脚や雲手、板手などの素材にいろいろなものが使われています。
火袋の素材
火袋は一般的には絹二重張りと言って、絹で出来た火袋を2重にしたものが多いです。
この場合外側の火袋と内側の火袋の両方に絵が描いてあり、灯りを燈すと2枚の絹が優しく灯りを包みます。
その他火袋がビニロン製や絹張りでも一重で出来たお手頃な提灯から、和紙や絹漉き張りで出来た高級な提灯があります。
電装について
提灯の中に入っている灯りの事を電装と言います。
置き型の大内あんどんでは近年になって乾電池で付くものもでてきたり、リモコンで付けられるものも出てきましたが、コンセントに繋ぐタイプのものがほとんどです。
下げ提灯では、乾電池で灯りをつけるタイプのものが多いです。中にはコンセント式のものもございますし、電装が付属で付いていないものもございます。提灯ご購入の前にご確認ください。
一昔前はお盆提灯と言ったら「クルクル回る」と言われるくらい回転灯が入っている提灯が主流でしたが、現在では回転灯がついていない提灯も多くどちらも人気です。
提灯のサイズ表示について
提灯のサイズは九号や十号といったように「号」で表示することがあります。
この「号」は火袋の外径をいいます。
提灯全体の大きさ・長さは各商品によって変わってきますので商品詳細ページよりご確認ください。