伝統的工芸品 岐阜提灯
岐阜提灯は、江戸時代より伝統的に受け継がれた高度な技法により、完成度の高さと美しさを併せ持った提灯として知られています。
明かりを灯した時の優雅な風情と、その涼味溢れる季節感で人々の心に安らぎを与えてくれます。
今日では 経済産業大臣指定伝統的工芸品 にも指定され、岐阜の名産品として一層の注目を集めています。
お盆と提灯
お盆には、お盆提灯を飾ってご先祖様をお迎えします。
美しいお盆提灯をお飾りし、故人様を供養します。
お盆提灯は当家の方がご用意しても、ご親戚の方等が贈り物にされても、どちらでも大丈夫です。
この商品の特徴
火袋には、外側には絹、内側には和紙を使用しています。絹二重張りの特徴は、電気を点灯した時に内側の和紙に描かれている絵が浮かび上がり、幻想的です。
お盆提灯の火袋を支えるのは、黒塗りの木製の足です。木製の脚は厚く、しっかりとしています。美しい黒塗りの足は上品な火袋の絵とよく合います。
高級提灯の証。この提灯の火袋内には、伝統的な技法の竹ヒゴを使用しています。
この大内あんどんの雲手(提灯上部)や脚には、「蒔絵」が施されています。上品な菊の花の蒔絵が高級感をより一層引き立ててくれます。
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お盆提灯(ちょうちん)の種類について
お盆とは、お盆とは旧暦の7月15日を中心に行われる儀式で、ご先祖様があの世から帰ってきて、家族とともに数日を過ごし、再びあの世に帰っていくことを言います。
13日には お盆迎えまたは迎え火 でご先祖様をお迎えし、16日には お盆送りまたは送り火 でご先祖様をあの世に送ります。
お盆提灯とは、お盆の時に故人様やご先祖様の霊が帰って来る目印として、また、故人様の冥福を祈り、感謝の気持ちを込め飾ります。お盆提灯には、床に安置する提灯と吊るすタイプの下げ提灯があります。どちらを飾っても意味合いは同じです。
お盆提灯は、提灯を飾るお部屋の大きさ等も考えて選ぶと良いでしょう。
お盆提灯の選び方で大切な事は、故人様に贈るものなので、故人様をイメージしてお選びください。
お盆提灯(ちょうちん)、誰が買うの?
お盆提灯は、故人様の子供、兄弟や親戚、故人と親しかった方が贈る傾向にありました。
しかし、近年ではお盆提灯を飾る住宅事情などの理由から、子供や兄弟、親戚から盆提灯用にと現金で頂戴し、ご自宅で揃える方も増えています。また、新盆用の白提灯や家紋入りの提灯は当家(ご家族)で用意する事が多いです。ただ、誰が買うという決まりはありません。
故人様の家族、子供、兄弟や親戚、親しかった方など、故人様への供養の気持ちですので、誰が贈られても良いと思います。
お盆提灯(ちょうちん)、いつから飾るの?
お盆提灯は、7月お盆、8月お盆どちらの場合もお盆が始まる13日の前日には、飾り終えておくといいと思います。ただし、もっと早くから飾っても問題ありません。
お盆提灯を贈る場合は、お盆の月の月初めまでには、お贈りしましょう。(地域によって異なる場合があります。)
また、厳密な決まりはありませんが、お盆の最終日16日にご先祖様をお送りした後、片づける方が多いようです。
店長 蛭田
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